お酒をガソリンにして文章を書いていたのは中島らもである。フリーになったときに、誰にも会うこともなく、エッセイや、コントを書き続けていたわけである。それから、ほどなくして、入院することになった。
お酒の禁断症状は、読んでいてゾクッとするものがある。というのも、僕は、アルコール依存症一歩手前までいったからである。当時を振り返れば、朝からビールを飲み、ほどよくなったなら、ウィスキーを飲んでいたからである。
アルコールの霧の中でさまよっていたわけである。そんなときに、中島らもの本を読んで、禁断症状があまりにもリアルで、自分もいつかそうなるだろうと思い、アルコールの量を徐々に減らしていった。今は、アルコールの力を借りずに生活できている。
もし、あのとき、アルコールを飲み続けていけば、確実にアルコール依存症となっていただろう。酒の飲み方も、中島らもと同じく、肴をあまり摂取せずに飲んでいた。僕には、彼のような才能はない。
才能はなくても、努力を続けていけば、きっと花が咲くだろう。いつの日か、僕の書いたエッセイが書店に並ぶように、人の何倍もの努力を必要とするだろう。その努力は惜しまないつもりである。
高卒や躁鬱病とパニック障害を患っていても、、これだけのことが出来るんだというところを証明していきたい。実際に、社会に出れば学歴など関係のない話だが、こと、文章における世界では、学歴も含まれることが多い。それでも、負けずに書いていきたい。
小難しい言葉を並べて、理屈をこねて書いていくより、分かりやすい言葉を並べて。自分の感じたままを言葉に置き換えて書いていきたい。そちらの方が、共感を得やすいだろうから。
自分の書きたいことはあるにしても、そうではない場合がある。現実では、難しいけれど、自分の書いた文章に酔うよりも、人が求めていることを書くのがプロである。そういう意味では、僕はアマチュアである。必ず、プロとなって今まで馬鹿にした奴らを見返していきたい。