帰静して最初の用事はお茶会へ行くことでした。
静岡駅の駅ビルパルシェには静岡新聞社・静岡放送が運営するカルチャーセンターSBS学苑があり、立派なお茶室も備わっています。
そこでは毎月第1日曜日に月釜が開かれます。
今月は私の先生が親しくされている先生が席主をおつとめになるということでしたのでこちらに伺いました。
茶会の席にカメラを持ち込むことはできないので、残念ながら写真は撮れませんでした。
以下の写真はWebからの引用です。
こちらの茶室は、ビルの中とはいえ『にじり口』を備えた本格的な造りで、入るのはいささか大変です^^;
(これは、玉露の里・瓢月亭のにじり口です。私が撮った写真です)
茶室に入るとまず正面の床の間の掛け軸・香合を拝見します。
出典:https://keiosado.com/?p=1443
こちらは『分(ぶん)に安(やす)んじて以(もっ)て福を養ふ』と読むと伺いました。
意味するところについては
揮毫された千玄室大宗匠がこれについて説いておられる一文を見つけました。
安分とは何でありましょうか。千利休も、「茶の道は、知足を本として足るを知り、己の分に安ずること」が茶道の本意だと教えています。
自分が何であるかを知り、この世に於ける自分の為すべきことをわきまえておれば、決して道を踏み外すことはありません。
最近の世の乱れは、人々が己れの分を知らぬことに起因していると申せましょう。
己れを知り、己れの分に安じることから1人1人の幸せが生み出されるのです。
出典:国際ロータリー第2650地区
…己を知り、己の分に安んじること…人間としての修行が足りない私にはなかなか難しいことですが、心に刻みましょう(-_-;)
お茶をいただく前にまずお菓子が出されます。
こどもの日に因んで、「ちまき」が運ばれてきました。
画像引用:トレンド速報ニュース
お茶会のお菓子が「ちまき」というのはとても珍しいと思いました。
そもそも静岡では端午の節句に「ちまき」を食べる風習はありません。やはり「柏餅」です。
開けるのに、ちょっと四苦八苦(_;
中の白いお餅は10㌢以上ありましたので、かなりの食べ応えでした。
「ちまき」という名前は
その昔、茅(ちがや)の葉で包んだので「ちがやまき」と呼ばれていたのが、いつからか「ちまき」となったのだとか。
そして、細長い形は毒蛇に見立てたもので、それを食べることによって免疫ができ病気や災難から身を守ることができるとされたのだそうです。
そんなお話を伺いながら、お茶をいただき、なんだかしみじみと幸せを感じて、GWのひとときを過ごしてきました。
慌ただしいなかに、こんな時間もいいものですね。
さあ、明日から『安分以養福』を心に留めながら生きて行こう・・・かな( ̄。 ̄;)
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