(写真は美術館内撮影スポットです)
ようやく行ってきました、フェルメール展。大阪では2月から開催されていたのですが。
私は過去2回フェルメール展に行ったことがありますが、いずれも入館までに長蛇の列ができていて、入るにも観るにも我慢して並んで、くたびれて帰っていた記憶が強いので、今回は行こうかどうか迷いました。しかし先に鑑賞した人からの評判を聞いたら良さそうだったので、行くことにしました。
フェルメールは現存している作品の点数が少ないため、日本に来るフェルメールの作品はいつももっと少ないのですが、今回は6点。今まで私が見た中で一番多いと思います。そしてフェルメールとともに展示されるであろう17世紀のオランダの画家たちの絵の数々。
あいにくの雨でしたが、思い切って大阪まで出かけました。
地下鉄天王寺駅を降りててくてく歩きました。美術館へ向かうと思われる人もかなりいましたが行列というほどではなく、美術館に着いても当日券を買う行列があったものの私は引きこもり防止のために(?)常に携帯している障害者手帳を持ってあっさり入館しました。傘や大きな荷物はロッカーの中に入れて、トイレも済ませて、いざ展示室へ。
作品数は多くないものの、最初の肖像画の部屋から見ごたえありました。17世紀のオランダは、当時世界一豊かな国として、人々は市民生活を謳歌したのです。なのでそれまで王様や貴族のものであった肖像画が、裕福な市民の間にも広まったのです。どの作品も、確かな技術があることを示すものばかりでした。
展示室は風景画の部屋、静物画の部屋、風俗画の部屋と続きましたが、やはりその技術に目を見張りました。ここでは実在する教会の内部を専門に描くピーテル・サーンレダムという画家の存在を知りました。教会の静謐な空間を美しく描き、思わず中に入っていきたくなるような絵でした。また、ヤン・デ・ポントの「海辺の見える魚の静物」はタラやロブスターやカニなどが、不気味なほどに生々しく精緻に描かれていて驚きました。
そしてフェルメールの絵画。今回見られたのは「マルタとマリアの家のキリスト」「取り持ち女」「リュートを調弦する女」「手紙を書く女」「恋文」「手紙を書く婦人と召使い」の6点でした。なんというか、平穏な光景を描いているのだけれども、柔らかい光を見事に描き出しているのです。色彩も美しいですし。やっぱり、美術館で観てよかったと思いました。
フェルメール展は5月12日(日)まで休まず、大阪市立美術館で開催されております。なお4月27日(土)からは朝8:30から入場できるそうです。まだ見ていない方はぜひ美術館へ行って見てほしいです。
「サイケデリック・パラダイス」 5/14~5/19
「花様幻華【参】」 6/11~6/16
の2つの展覧会に出品します。
会場はいずれも
ギャラリーソラト(京都市東山区三条通白川橋西入上ル石泉院町394
戸川ビル2階「カオスの間」内 )
です。11-17時。
なお入場料制を始めており、入場料200円がかかります。
ギャラリーソラトのホームページは https://blog.goo.ne.jp/sawsinplusb です。