書く仕事をしながら長い間なんだかなあと思いつつ、書きたかったトピックです。手の内を明かしているわけではないので番外編にしました。
みなさんはインターネットのニュースサイトなどで記事を読むことはありますか?私は隙間時間にぽちぽち記事を読みます。ウェブメディアで書く仕事もします。
でも、そんな日々何気なく目にするウェブメディアの記事がどうやって書かれているか知っている人はそこまで多くないと思います。2年前にDeNAの医療系サイトが炎上したのをきっかけに少し知っている方はいるかもしれません。
クラウドソーシングのサイトに登録していると、おもしろい打診がたまにある一方で(感覚としては年に1、2件、直接打診があります)、どうしろと・・・という案件も多く見かけます。傾向としては多分書き手は誰でもいいので一斉メールで打診があります。
経験不問、記事単価700円、2000字以上
おいー!文章って誰でも書けるように見えますが、きちんと書くには経験または未経験を補えるだけの専門知識、編集者の適切なフォローアップが不可欠です。
私は2000-3000文字の記事を書く場合、ものすごく集中しても最低1、2時間かかって、さらに調べ物があると1日以上かかることもあり、それを見込んで見積もりを出します。1度試しに1記事1500円で書いてみましたが、かかる時間と対価が見合わず以降手を出していません。それなら自由に書けておもしろい人たちとつながれるSteemitで書きます。
「これだと時給XXX円だなあと」なんて考えながら書くと、ていねいに書くことを心がけてもいい加減になりかねません。書き手としては、そんな記事を胸をはって実績にできるのかも疑問です。実績なんてどうでもいいのかな。
実際にインターネット上の記事を読んでいると、てにをはが変だったり、主語と述語があっていなかったり、れるられるがきちんと使われていなかったり、それどうやって漢字変換したの?というような、怪しい記事が少なくありません。私も完璧ではないけれど、仕事で書く時は何度となく見直しをします。プロなので。低単価で適当に書かれたのかなと裏側が透けて見えると内容まで疑わしくなり、途中で記事を読むのをやめることもあります。個人のブログだったらその人の自由なのでいいものの、無料で読めるとはいえメディアでそれはないでしょう。
ある種のメディアにとっては、記事はキャッチーなタイトルでPV稼いだらOKなのかもしれませんし、SEO目的で定期的に記事のような何かをアップして検索結果の上位にサイトを表示したいだけかもしれません。
このように裏側が見えてくると、読む記事読まない記事、読むメディア避けるメディア出てきます。貴重な時間を怪しい記事に使うのは・・・うーん。書き手としても、読んだ人が「読んでよかった」と思うものを書きたいです。気晴らしとして何でもいいから文字を読みたいという時もありますが。
書き手のあり方も二極化してくるのかな。割り切りでざくざく書く、まっとうな依頼を受けていい記事を書く。私は長期的な視点や両親の観点から後者でいきたいと思っています。
そんなこんなのちょっとダークな書く仕事の手の内明かします(番外編)でした。
写真: 今年のクリスマスは手足口病でほぼ何もできずでしたが最後の最後でガトーショコラを焼きました。レシピは洋菓子研究家のたけだかおるさんという方のレシピで、オタクなほど詳しいのがツボです。子どもの昼寝中に気合いを入れて準備してうまく焼けました。敗戦が続いているチーズケーキもたけださんのレシピで近々作ってみたいです。
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書く仕事の手の内明かしますシリーズ
むかしむかし計算機科学や情報学を勉強していて、エンジニアだったこと、翻訳者の母の影響もあるのかないのか、特に産前産後は予定を組みやすいこともあってIT関連の翻訳、技術解説、校正の仕事をしています。趣味とつながる食、環境、園芸関連も受けることがあって、もはや言葉の何でも屋です ;)
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