前回バーテンダーの頃のお話をしたので、今回はカクテルについてお話したいと思います。
お客さんから腕を試されるカクテル、バーテンダーがバーテンダーを試すカクテルをご紹介します(笑)
試すとかそんなことってあるの!?・・・あります(苦笑)作り始めの頃は非常に神経を使いました。
☆お客さんから腕を試されるのにオーダーされるカクテル
①ギムレット
スタンダードカクテルの一種です。シェイカーを使って作ります。映画にも出てくるくらい有名ですよね。
レシピはこちら。
ジン-45ml
ライムジュース-15ml
をシェイク。
レシピはあくまでも一般的なもので、ギムレットに限らずシンプルな作り方のものは「お店(バーテンダー)のこだわり」が垣間見えます。そのこだわりも含めて評価されます。
ちなみに材料は同じでも、ロックグラス上で混ぜて作られるカクテルは「ジンライム」と名前が変わります。グラスや作り方が変わると名前が変わるようになっているので、レシピを覚えたての頃は大変です。ライムジュースがレモンに変われば「ホワイトレディ」になりますw
お客さんから見れば「カクテルを作ってる感」を感じられるでしょうね。これは秘密ですがシェイクの技法は実はごまかしが効きますw
一定のリズムで振れるようになれば結構簡単に出来てしまうものです。それでも一月はかかりますが。
②マティーニ
言わずと知れた「カクテルの王様」と呼ばれているカクテルです。発祥もだいぶ古く、スタンダードカクテルの元祖って感じですね。
レシピはこちら。
ジン-45ml
ベルモット-15ml
をミキシンググラスに入れてステア。レモンピールを振り、オリーブを添える。
ステアというのはバースプーンでかき混ぜること。ミキシンググラスはステア専用のグラスです。
ベルモットとは白ワインをベースにハーブなどを浸けて風味をつけたリキュールのことです。マティーニはお酒しか使っていません。ほぼストレートで飲んでいるようなものですので度数も高いです。
ギムレットとは違い、ステアの技法はごまかせないのでお客さんは分かりやすくバーテンダーの腕を見ることが出来ます。マティーニを美味しいと言わせたらその人の作るカクテルは大体美味しいと思って間違いないでしょう。
☆バーテンダーがバーテンダーを試すカクテル
①ジントニック
一番簡単でシンプルなカクテルなのですが、シンプルだからこそ腕が分かりやすいとされています。
レシピはこちら。
ジン-45ml
ライムジュース-適量
トニックウォーター-適量
グラスの中で直接作るタイプのものです。定番だからこそ、お店の看板カクテルになりやすく恐らくバーテンダーもよく作っているだろうから、その人の方針が分かります。
ジンやトニックは何を使うのか、ライムはジュースにするのか実をそのまま絞るのか、氷の大きさや形、炭酸をどれだけ保って完成させられるか。味というよりかは作り方を見ているのですかね。
②ジンフィズ
実はこのカクテルを頼めば、全てを網羅出来ます。何故なら、マティーニ・ギムレット・ジントニックに使われる全ての技法がこのカクテルには詰まっているからです。
レシピはこちら。
ジン-30ml
ライムジュース-15ml
をシェイク。グラスに注ぎ、ソーダで割る。
でもシェイクもするし、ソーダで割っちゃうから味自体はごまかそうと思えばいくらでも出来ますけどねwこれもやはり手際を見たいのかなと思います。バーテンダーからの視点では、「手早く手際よく作る」という点が重要視されます。どれだけ丁寧でも良い材料を使っても、モタモタしているとカクテルは美味しくなくなってしまうので。
大体1杯につき、2,30秒くらいが目安でしょうか?ものによっては30秒は遅いかも知れないですね。作る時の所作も見ています。
お酒好きのお客さんとバーテンダーの視点の違いがお分かり頂けたでしょうか?
この「試す」文化は日本独特ではないだろうかと思います。日本のバーテンダーは独自の習慣を作り上げているので、海外から見ても驚くようなことばかりですので。それだけ日本人はこだわるのが好きな職人気質であるようです。
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