私は、会社経営もしていますが、倒産経験や訴訟問題などいろいろ経験をしてきました。
そういう失敗をしないためにも経営で心がけていることを備忘の意味も含め書いていこうかと思います。
1.持たない
例えば、これまで物件を借りるばかりか買うこともしてきました。
良いときは問題ないのですが、ひとまず資金が回らなくなり始めたら厳しい。
そこで場所が必要なら時間毎に借りる、人が必要なら正社員を抱えず外注する、お金すら借りません。
持たないというのは固定費の変動費化ということなんです。
そして、契約事さえなるべくしないようにしてます。
契約書の管理や契約を守るため動くことは多ければ多いほど足枷になってきます。
(しかし、契約は必要な面もあります。)
2.安定収入を得る
月毎に変動する収入は、それに応じて変動する支払いの手間や資金繰りで有利とはなりません。
そこで、会費制などを導入し、日銭を稼がない方法を選択しています。
こうすると来月の売上ばかりか、支出までコントロールしやすくなるので無借金でも全く問題ありません。
3.他者に依存しない
例えば許認可が必要なビジネスは、ある一定の公的な保証も受けられますが、政権が変わる、役所の方針が変わるなどの理由で経営にとってはリスクになります。
許認可は管理コストや書類作成や管理の手間も多くなります。
また、フランチャイズなど他者により出来上がったビジネスをやるのは、ブランドやノウハウを一瞬で使えるというメリットはありますが、本部の方針で経営に影響が出ます。
他者に依存するということは、ある一定の保証は受けられますが、それだけ自社の経営を他者に影響されてしまうということ。
すると、予期せぬことが起こりコントロールしにくくなるのです。
4.無駄を省く
どこの会社もやろうとしてます。
しかし徹底出来ない。
なぜなら、社長だけではなく社員全てがその意識を持たないと出来ないから。
私が正社員をゼロにした理由の一つでもあります。
外注なら社内に深く関わることがなく無駄をする余地がありません。
そもそも、外注との取り交わし自体も利益ベースなので無駄がないのです。
以前、全く出席もしていない会合から年会費を求められました。
数千円なので普通ならいいかとなるところですが、その会は脱退しました。
その数千円、会社のものなので感覚がずれますが、そのまま残った数千円が懐に入ると想像してみてはどうでしょうか?
全く価値の違う数千円になります。
出費を減らすというのはそのまま利益になるのです。
5.見える化
持たない心がけで管理するものが減ります。
会費収入により、不足の売上、ひいては出費もなくなります。
他者に依存しないことにより、その先の見通しも自分で描けます。
無駄を省くことによる管理コストが減らせます。
1~4を心がけているのは全て会社の状況を把握しやすくするため。
いかに経営をコントロールするかです。
こうすれば、社内の状況が見えやすくなり、不足の事態が起こりにくくなります。
他にも細かい心掛けはありますが、大方上記の通りです。
もちろん、固定費を持つ、社員を持つ、資金を借りるメリットは承知しています。
中には毎月の安定収入は業種的に無理だという話も聞こえてきそうです。
例えば、野菜はスーパーで売っていることが多くありました。
しかし、今や宅配野菜でかつ毎週固定額の会費制にしている工夫もあります。
本も毎月店長がその人に合わせた内容を選び送るという会費制を導入しているところもあります。
一見無理なようで出来るものです。
そして、無理な業種だからこそ、会費制に出来たら他社との差別化が図れます。
最後にひとつ、私は、経営において、他社どこにも置き換えることのできない唯一無二を常に意識しています。
人と違うことを意識する、自身でコントロールできる環境を作るこれが私の戦略です。