皆さま、こんにちは! 今回のポストは特に若い人に読んでもらいたいです。若いというのはとてもいいことです。暴飲暴食をしてもすぐに回復します。しかし、若いうちから健康には気を配っていたいものです。「一晩寝たら治るわい!」ではダメです。
動脈硬化は子どもの頃から始まっています
動脈硬化という言葉は誰もが聞いたことがあるでしょう。実は、動脈硬化は子どものころから始まっているのです。進行しても自覚症状がないので、胸や頭の痛みを自覚するまで気が付かない場合が多いのです。「俺は大丈夫!」と思ってはダメです。
血管で起こっていること
年を取ると血管自体が硬くなってコレステロールが貯まりやすくなると言われています。しかし、若い人でも暴飲暴食を続けていると年齢に関係なく危険です。血液検査でLDL(コレステロール)が139㎎/dlを超えていませんか? 「そんなんただの数字やんか~、200でも300でもどーんとこい!」ではダメです。
体内の大工さんである血小板も悪魔になる
血圧が高いと、血管の内側にかかる圧力が強くなり、それに負けじと血管壁が抵抗して「じゃあ、俺が大きくなったるわい!」と言って分厚くなったり、また、血管壁が傷ついたら、体の中の大工さんである血小板が傷を治そうとして「よーし、ワシらの出番じゃー」と言って集団で押し寄せてくるわけです。血小板でできたカサブタや肥厚した血管壁のおかげで、血管自体が細くなり、血液がスムーズに流れなくなってしまいます。「エンジョイ! 美味しい物どっさり食べてやる!」と連日やってはダメです。
心臓が悲鳴をあげる
心臓は全身に血液や酸素を送っています。脳は酸素不足に非常に弱い組織なので、血流が減ると、「もっと酸素をよこさんかい!」と言って急に不機嫌になり、意識低下や立ちくらみを起こします。毛細血管が血流不足になると、酸素、栄養分と組織から出た老廃物の交換ができなくなり、「毛細血管だと思って馬鹿にしないでよ! 老廃物のお片付けしてあげないからね!」と言って職務を放棄し、体がむくむわけです。筋肉を動かすには十分な酸素が必要です。心臓が弱っているのに無理な運動をして、手や足が、「俺にも酸素をくれ」「俺にもくれ~」と、俺も俺もと言い続けると、心臓が「そんなに動かないでくれよー、俺、一生懸命酸素を送ってるんだけど、間に合わないよぉ~」と言って悲鳴をあげ、悪循環を起こすわけです。
動脈硬化予防法
塩分制限
塩分制限は、今や若い人にとっても重要ポイントになっています。18歳以上の男性は一日9.0g未満から8.0g未満に、18歳以上の女性は一日7.5g未満から7.0g未満へと変更されました。
(参考文献:クックバッドニュース:https://news.cookpad.com/articles/5545)
若い頃から多い塩分量になれてしまった舌を作らないことです。
ポテトチップスをバリバリやってない?
脂質異常を起こしてないか?
脂肪分の取り過ぎも要注意!HDLコレステロールは40~96㎎/dlが正常値。中性脂肪(TG)は40~149㎎/dlが正常値。ちゃんと守れているかチェックしましょう。
若い人は健康診断してもらってもすぐに捨てちゃうんだよねぇ。検査結果。
血圧は大丈夫?
正常値は、収縮期血圧(上)が120以下、拡張期血圧(下)が80以下と言われています。家庭に一台血圧計を持っておくと便利です。ちなみに、収縮期血圧(上)とは、心臓が収縮し、全身に血液が送り出された時の血圧です。拡張期血圧とは、その逆で、全身を循環する血液が肺静脈から心臓に戻ってきて心臓が拡張した時の血圧です。
意外と知らない(上)と(下)!
運動不足になっていませんか?
運動なんて対して動脈硬化の改善にならないと馬鹿にしてはいけません。運動することによって、HDL(善玉コレステロール)が上がります。私は以前、毎日一時間半歩いていました。32㎎/dlしかなかったHDLが一気に58㎎/dlになったことがあります。この善玉コレステロールは体にたまったコレステロールを肝臓に運ぶ働きをします。肝臓は体の中のゴミ焼却場なので、動脈硬化の元になる悪いコレステロールを処分してくれます。
悪いやつはゴミ焼却場にポイ!
禁煙すること!
タバコは血圧を上げ、悪玉コレステロール(LDL)を増やし、善玉コレステロール(HDL)を減少させます。喫煙する人が脳卒中になる割合は喫煙しない人に比べて数倍も多いと言われています。禁煙外来に行って早速禁煙しましょう。
最後まで読んでくださってありがとうございます。若い人の健康意識が少しでも高まったら嬉しいです。