昨夜作った煉りきり「山茶花」に合わせて玉露を淹れてみました。
玉露ってお好きですか?
このお茶は好き嫌いがはっきりと分かれますね。
「まだ飲んだことないよ~」という方もいるかもしれませんが、無理もないです。
玉露は日本人全員が飲めるほどの生産量がないらしいですから…そのうちお口に入ると思いますのでお待ち下さい^^;
玉露の三大産地は、福岡の八女 京都の宇治 そして静岡の岡部です。
岡部は藤枝市、私の住む島田市のお隣です。
産地によっても、味 水色(すいしょく)に違いはありますが、一概に言えることは味は濃厚で、色は薄いということです。
濃厚な味はアミノ酸が多いから。つまり出汁のような味わいです。
一煎目に煎茶のような味を期待すると完全に裏切られます。
玉露は超高級茶なのはご存じだと思いますが、それは栽培・摘採にとても手間暇が掛かるからです。
栽培においては、摘む三週間ほど前から菰や藁で日光をさえぎり、お茶のアミノ酸・テアニンが日を浴びて渋味成分に変化するのを防ぎます。
しかもこの被覆は一度に90%以上の遮蔽にするのではなく3段階位に分けて徐々に遮蔽率を上げていくというのですから、こうして書いていても気が遠くなる位です(;゚д゚)
そして更に、摘採は全て手摘みです。
今や煎茶においては、茶刈機どころか乗用の摘採機で一気に摘み取っていく茶園も増えている中で、手摘みというのはどれだけ非効率的なことか。
でも、やはりそれだけの手間暇を掛けなくてはつくり出せないのが玉露なのです。
どの位のお値段がついているのか、機会がありましたら確かめてみて下さいね( -)_旦~
小ぶりすぎて、普段は使うことのない茶器を出してみました。
何年か前に実家からもらってきたものです。
やっぱり濃厚な味わいです。
この濃さは何杯も飲める味ではありませんね。
「二煎目の方が好き」という感想もよく聞きますが、二煎目はもう煎茶の味です。
お茶会では、玉露にはやはり煉りきりを合わせることが多いようです。
昨夜作ったこの「山茶花」
切ってみると、外側からは見えない黄色が出てきます。
楊子を入れるまでわからない、ちょっとしたサプライズ。
まさに『いと、お菓子』ですね。