昨夜は島田市のおおるりホールで春風亭一之輔さんの独演会がありました。
(ロビーのユニークな看板。こんなの初めて見ました^^;)
独演会とはいってもお弟子さんと色物の方も出演されるのはお約束。
色物とは…Wikipediaを引用させていだくと
寄席において落語と講談以外の芸、特に音曲を指す。寄席のめくりで、落語、講談の演目は墨(黒文字)で書かれていたが、それ以外は色文字(主として朱墨)で書かれていたのを転じて、そう呼ぶようになった。
お弟子さんは春風亭きいちさん、色物は曲芸の翁家和助さんでした。(めくりは黒でしたけど^^;)
一番弟子のきいちさん。まだ入門3年半のようですが「金明竹」を熱演してくれました。
そして「待ってました!」の声が掛かりお待ちかねの春風亭一之輔。40歳。
2012年21人抜きの大抜擢で真打ち昇進を果たした若手の有望株。さすが勢いがあります。
一之輔さんの落語を聴くのは5回目くらいだけれど、もうすでに老成の感さえあります。
かなり熟れた話っぷりと風貌は40歳とは思えない程。
演目は「長屋の花見」と「笠碁」。
グイグイと引き込んでくれます。
中入り後の翁家和助さんの芸は曲芸。
若い方にはおわかりにならないかもしれませんが、
かつて海老一 染之助・染太郎さんがされていたなんとも懐かしいあの芸です。
傘まわし、皿回し、五階茶碗などのあの芸は、太神楽(だいかぐら)曲芸というのだそうです。
最近はTVでも見かけることはなくなりましたが、年配のお客さんが多かったせいか、
懐かしさと見事さに、芸が決まる度に歓声が上がり、舞台と客席が一体となって盛り上がりました。
五階茶碗
画像出典:太神楽曲芸協会
私は落語が好きですので、落語会や寄席によく出掛けていきます。
しゃべりだけで、何人もの登場人物を演じ分け、目の前に情景を浮かび上がらせ、生き生きと人を動かす…そんな日本の話芸『落語』は世界にも類を見ない素晴らしい演芸だと思います。
私の回りには「笑点」を落語だと思っている人がいますが、落語家が出演しているというだけであの番組は落語ではありません^^;
落語未体験の方がいらしたら、是非本物の落語を聴いてほしいと思います。
それもできましたら落語会や寄席で “生” を体験することをお勧めします。
その場の雰囲気や表情で伝わってくるものも多くあるはずです。
来月は東京に行く予定ですので、滞在中に寄席に行こうと思っています。
お弁当とビールを持ってあの空間に身を置くのが、今から楽しみです。
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