These porcelain dolls were sent from my teacher when I got married.
These are not Japanese Hina dolls, but because it is a pair, I display these as Hina dolls at the time of Hina Festival.
These are small dolls less than 10cm.
この10㌢にも満たない、二体の小さな人形は京焼の陶人形です。
もう随分昔になりますが、私が結婚した時に高校時代の恩師から頂いたものです。
一体ずつに銘があり、雛人形として作られた物ではないようですが、
私はこの時期にはお雛様として飾っています。
この陶人形を頂いた時より更に以前、私はこの人形の作者・小田益三さんにお目にかかったことがありました。
京都で大学時代を過ごしていた私は、ある日五条坂の京都陶磁器会館で開かれていた陶人形展に出掛けました。
私は人形を見て楽しむことはあっても、それを自分の物にしたいとは殆ど思わないのですが、
どうしたわけか、そこでみた一体の人形に惹きつけられ、どうしてもそれが欲しくなってしまいました。
立ち姿の美しい、憂い顔の女の人の陶人形。
「これを下さい」と近くにいらした方にお願いしたのですが、その方が作者の小田益三さんでした。
小田さんは
「もう一体同じ物がありますので、お好きなお顔の方をお持ち下さい」
とおっしゃって、わざわざもうひとつの人形を出してきて下さったのですが、
私は展示してあった方のお顔がよくて、それを選びました。
その人形は実家にあるので、今顔を見ることができません。
寂しげな表情で、実家のガラスの扉の飾り棚の中に立っているはずです。
小田さんは、学生だった私から見ても、かなりのお年だったような気がしていたのですが、どうやら今でもご健在のようです。
(実はお若かったのかもしれません^^;)
今はほんとに便利な時代ですね。
スマホで調べてみましたところ、
小田益人形工房でご子息とご一緒に人形を作られているようです。
『現代の名工』にも選ばれた職人さんだそうです。
(http://mitsukoshi.mistore.jp/onlinestore/shops/echigoya/feature/2017/11/living/index2.html から画像をお借りしました)
私が恩師からこの人形を頂いた時には、同じ作者の作品だったので、偶然の一致にとても驚いたことを今でもよく覚えています。
実家にある思い出の人形も持ってきて、この二体に会わせてあげようと思います。
言わば姉妹ですものね(-*)