(画像は2019春闘号外ビラです。出典元: http://zenkoku-kowan.jp/cgi/blog/data/upfile/237-1.pdf )
今日は、眼科の通院だったのですが、特に異常なしでよかったです。というわけで、今回は少し硬派な話を書きます。
私の父は、会社員でした。私が小学生の頃には既に管理職になっていたかと思いますが。
今からだいたい40年くらい前の話。
その頃は、ストライキなんて毎年のように電車やバスの労働組合がやっていました。始発から24時間とか、だいたいそれぐらい。関西で言えば大手私鉄、阪神・阪急・京阪・南海・近鉄とか、あと国鉄(現JR)もやっていましたからねえ。むしろ大手がストライキを引っ張っていた感があります。
ストライキは、労使交渉が決裂したら何月何日から突入しますと予告がありますから、父も内心ではどう思っていたか知りませんが、見た目では色々調べていて、代替ルートを探して普通に(遅刻していたかもしれないけど)通勤していたように記憶しています。
でも、下調べしていないと最寄り駅まできて電車が動かないのを見て、途方にくれる人もいたでしょう。
当時はかなり強硬にやっていましたから、市民の反発を食らって、1980年代に入ると労使協調によるストなしの賃上げ交渉が一般化して、ストライキは影をひそめました。
それがよかったこととは、私は思いません。低賃金重労働の増加、非正規労働者の増加、それでも「ストライキなんて迷惑」と言われ、声をあげることも行動することもしなかった結果、ますます労働者を取り巻く環境は過酷になっていったと思います。
そんなご時世に、このニュースを見ました。
https://www.jmd.co.jp/article.php?no=245292
https://www.kanaloco.jp/article/entry-161523.html
全国港湾労働組合連合会(港湾労組)が4/14から48時間のストライキに入り、全国の主な港でコンテナの積み降ろしなど荷役作業を一斉に停止しました。事業者側が産別最低賃金の統一回答を拒否したためだそうです。平日にストライキが行われたのは実に22年ぶり。
物流が止まるため、市民の生活や各種産業に影響が出ると思われますが、GW期間中のストも示唆しているそうです。
日本国憲法第28条には「勤労者の団結する権利及び団体交渉その他の団体行動をする権利は、これを保障する。」と書いてあります。だから賃上げや労働条件の交渉、労働組合、ストライキは憲法で保障された権利なわけです。ストライキは何もやりたくてやっているわけではないと思います。労使交渉でとことん話し合ってもらって、労働者がより良い環境で、より良い給料で働けることを願うものです。