藤枝市の「お茶の町推進室」(静岡っぽいでしょ!)の依頼で出前講座に行って来ました。
事前に市の担当者の方に年齢層と人数を伺ったところ
「え~っとですね…はっきりわからないのですが…
70代の方、十数人だと思いますよ~
あの~…好きなことお話し頂いて結構ですので…」
という答え。
ゆるいでしょ(≧∇≦)b
このゆるさが私は好きです(^_-)
で、行ってみたところ32人の老人会でした(;゚д゚)
聞いていた数の倍以上ですけど…^^;
男性18人、女性14人…こうした会に男性の方が多く参加しているのも驚きでしたが、
司会の方が「今日は12月の誕生会も行いますが、12月生まれの方が14人います」
と言われたのにはのけ反りそうでした(;゚д゚)
いくらなんでも、12月生まれ率高すぎます!
男性、女性がきっちり分かれて座っているのもなんとなくやりにくいな~と思いましたが、そのまま講座はスタートさせました。
案の定、かたまって座っている婆様達はおしゃべりをやめません。
でも、出来るだけ皆さんが興味を持ってくれるようにと進めているうちに、有難いことにいつの間にかおしゃべりも止んでいました。
藤枝には美味しいお茶がたくさんありますが、講座には「藤枝めぐみ」というお茶を使いました。
このお茶はお湯の温度によってはっきりと味の違いが出るお茶です。
皆さんにそのあたりを実感して頂くために次は淹れ方の実習です。
「一煎目の淹れ方をやってみますので、見ていて下さいね~」
と言ったのにもかかわらず、早速急須を持つ婆様
「では、皆さんもお茶を淹れて味わって下さい」
と言っているのに
「わしは先生に淹れてもらうよ。人に淹れてもらった方がうまいからなぁ~」
という爺様
…まったく自由な爺様婆様達でした(;゚д゚)
全部のテーブルを回ってお話しながら様子を見たのですが、
一煎目しか飲まない爺様達から
(どうやら昼ご飯に出るビールのためお茶を控えていたみたいです)
「美味しくて、五煎目まで飲んじゃったよ~」
という婆様達まで反応は様々。
(そんなにお茶とお菓子食べて、お昼ご飯食べられるの?と心配しちゃいます)
最後にプレゼントの「藤枝三姉妹」と名づけられた三種のお茶の淹れ方を説明し終了としました。
参加者の皆さんは、この年齢になると、社会の縛りもなくなりほんとに楽しそうです。
私は小学校のお茶講座より、年配の方対象の講座の方が面白くて好きです。
全く皆さん自由過ぎて、私の手には負えませんので、私はただ自分の責務を果たすのみです(-*)
聴いてもらえなかったら、私の話が面白くないということなので、私の責任です。
面白くなくても、聴いてやろうなどという心遣いはあるのかないのか…
こんなに自由になれるなら、歳を取るのも悪くないかなと思わせるほどの爺様婆様との講座も無事終了。
後から市の担当者から
「いや~今日はノリが良かったですね~」
と言って頂きました。
終わってみれば、皆さんちゃんと聴いてくれました。
地元のお茶の美味しさもわかってくれたようです。
茶祖といわれる栄西が800年前に
『茶は養生の仙薬なり。延齢の妙術なり』
と言っています。
お茶を飲んで爺様婆様、長生きして下さい。
楽しい時間をありがとうございました(-*)