昨日は寒い一日でした。
今日は久しぶりに晴れ間がみえそうですが、また徐々に崩れて行くようです。
寒い日には熱い物が欲しくなりますね。
これからの季節、フーフーしながら飲む熱々のほうじ茶が恋しくなります。
私がお稽古している煎茶道には「番茶の手前」というのがあって、先生は凍えるほどの寒さの日には
「今日は寒いから、番茶の手前にしましょう」と焙じ番茶のお稽古をつけて下さいます。
これは炭火で番茶を焙じて淹れるもので、部屋中に芳ばしい香りが広がり、とても心地良いひとときが味わえます。
もちろん焙じたてのお茶の美味しさも格別です。
私はこの手前を知ってから、自宅でも焙じたてのお茶を楽しみたくて、ほうろくを買いました。
(お手前ではほうろくではなく和紙を張った焙じ器を使います)
夏の間はほうじ茶も水出しにしていましたが、今回は久しぶりに熱いお湯で淹れてみました。
まずほうろくで焙じるところから。
茶葉は上等の物を使う必要はありません。番茶や棒茶で十分です。私はいつも茎茶を使います。
夫と私の2人分で茶匙3杯強・10㌘程です。
それをガス火に掛けたほうろくで焙じます。
しばらくすると芳ばしい香りが立ち上ります。
お茶の焙じ香はほんとにいい香り。
その芳ばしい香りの成分・ピラジン類はリラックス効果があり、脳細胞を活性化し、血液をサラサラにするのだそうです(凄っ!)
焙じ加減はお好みで。
香りの立ちはじめで焙じ終われば、淹れたお茶はまだ緑色を残しています。
今回は茶色になるまで焙じてみました。
部屋中がいい香りで満ちています。
ほうろくの持ち手は筒状になっているため、焙じ終わった熱々の茶葉を一瞬で急須に移すことが出来ます。これはとても便利!
後は沸騰したてのお湯を注いで待つこと30秒。美味しいほうじ茶の出来上がりです。
香りを楽しむお茶は熱湯で淹れるのが基本です。
ほうじ茶のはじまりは大正時代の終わり頃、お茶が売れず困った茶商が苦肉の策で焙じてみたところそれが当たったのだと聞いたことがあります。
最近は抹茶に続きほうじ茶のスイーツも人気がありますね。
ラテ、プリン、ケーキ、アイスクリーム、チョコレートなどなど
どれも、芳ばしい美味しさですね。
寒い季節には熱さもご馳走です。
熱いほうじ茶もお楽しみ下さい( -)_旦~