不思議な植物として紹介されることも多いリトープス。原産地はアフリカで厳しい環境の中を石に擬態して生き延びています。茎などはなく、ずっとこのままの姿。色彩が豊かなことから「生きる宝石」と形容されることもあります。
この季節、リトープスは脱皮します。春の初めあたりになると真ん中から裂けていき、今年仕様のきれいなリトープスがゆっくりと1ヵ月ほどかけて顔を覗かせ始めるのです。古い鎧は脱ぎ捨てる。脱皮中は結構グロいと言いますか、初めて見る人には衝撃だと思います。脱皮中に水をやりすぎると二重脱皮みたいなことになることがあるらしいので、控えめにしつつ見守っていました。
どのように殖えるかと言うと、ひとつは受粉による種。もうひとつはコピーです。脱皮の際に1つのリトープス中から同じものが2つ現れて単純に数が倍になるのです。上の写真のものは元々はひとつだけを鉢植えしていたのですが、3年かけて今年で6個になりました。
脱皮の際に必ず2個に殖えるわけではないようです。気まぐれで殖えます。比較的に水を多めにやっているとよく殖える気がしますが、水をやりすぎても腐らせてしまうので、なかなか難しいところです。
リトープスは私がとても気に入っている植物のうちのひとつです。かわいい。